かないわ香箱のさばき方

雄に比べるとかなり小さいですが、内子と外子を持った香箱は珍重されてます。

一家団らんの食卓にこのかないわ香箱がつけば最高です。むしろ通は雄のずわいより美味という。

茹で上がりの、「かないわ香箱」雌蟹です。このタグが目印です。

② 包丁を使わず、簡単にできるさばき方をご紹介します。  

「かないわ香箱」を一枚選びます。

③「かないわ香箱」を裏向きにします。


④「かないわ香箱」の足の第一関節を折り、引き抜いてください。

⑤足を取ったら、お腹(外子)の所を折るように外します。

⑥「かないわ香箱」の両足を支点に中央に折るように曲げます。


⑦そうすると二つに分かれるので、爪の上にある白い筋状の部分を取り除きます。

⑧足が外れると、蟹みそや内子が現れます。次に、甲羅の水分を除きます。

⑨キッチンバサミで、足を切ります。


⑩足の両側を切り取り、麺棒で太い方へ転がす様に押し出します。

⑪残った部分も麺棒で、力強く押し出して、身を出しましょう。

最後に「かないわ香箱」の盛り付け方を2通りご紹介します。

1つ目は、内子、外子、足、蟹みそをふんだんに盛り付けたシンプルな盛り付け方です。


2つ目は、身を箱に詰めたような

「かないわ香箱」の名にぴったりな豪華な盛り付け方です。

お好きな盛り付け方で「かないわ香箱」を是非、堪能してみてはいかがでしょうか。